蓬莱橋00

世界最長の木造の橋、蓬莱橋。

「世界最長っていっても、木造の橋だから簡単に往復できる程度だろうね」

なんて奥様と話してたんですが、着いてみてビックリ

「こんなに長いの!(◎o◎;)」

この蓬莱橋は、静岡県を流れる大井川に架かる橋。

橋のたもとには、

蓬莱橋のたもと

明治拾貳年架橋

と書かれてます。

「てっきり東海道として江戸時代からある橋かと思ったら、意外と新しいのね」

新しいといっても、明治初期のことですが(^^ゞ

蓬莱橋の案内板には、

蓬莱橋の案内板

明治2年、徳川慶喜...、と橋を掛けた経緯からギネス認定まで長々と説明がされてます。

軽く斜め読みした後、橋を渡ろうとしたら、奥様が

「この橋有料だよ!」

「なぬ!(XoX)」

蓬莱橋の受付

確かに受付があって、通行料100円と書かれてます。

通行料50円とか100円ぐらいの小額をとる有料道路を通る時に思う、

「料金所のおじさんの給料で消えちゃうんじゃないの?」

と同様に、小額ゆえにかえって支払う価値を問いただしてしまいたい気持ちが抑えつつ、奥様とあわせて200円也を払って、橋へ。

蓬莱橋を渡る

「しっかし、長い橋だよね。」

対岸が見えないぐらいの長さに驚きつつ、横を見るとゆったり流れる大井川の先にコンクリートの立派な橋が見えてます。

大井川

「あっちの橋の方が立派だけど、たぶんお金取ってないよねぇ...」

まだ通行料を根にもってます(^^ゞ

しばらく歩いていくと、橋の欄干に先客の姿が。

だいぶ歩いて

「カラスだ!」

蓬莱橋のカラス

とまり木代わりにいい、とばかりにカラスがたむろってます。

カラスを追っ払うことに執念を燃やす僕としては、ダッシュしていって追っ払ったことはいうまでもありません(^^ゞ

もっとも一旦どこかえ飛んでいっても人がいなくなるとチャッカリ舞い戻ってくるズル賢い連中ですが。

さらに歩いていくと、床に“ど真ん中”の文字。

蓬莱橋の中間地点

「ここでやっと半分かぁ、長いなぁ」

前を見ても、先は長く、

中間地点で前を見る

振り返っても、ひたすら長い。

中間地点で振り返る

さらにさらに大井川の川の流れを見つつ、

大井川の流れ2大井川の流れ1

やっと対岸に到着\(^-^)/

対岸に到着

といっても対岸になにかあるってわけでもなく、達成感はいまいち(x_x;)

仕方なしに河原へ下りてみると、
橋脚はコンクリート01橋脚はコンクリート02

「橋脚ってコンクリートじゃん!」

ギネス認定の木造橋っていうから全部木造だとばっかり思っていたら、なんと足元はコンクリート。

「橋の上を歩いているときは全然気がつかなかった」

騙された感があって、ちょっぴりショック(>_<)


有料であることと、橋脚がコンクリートであることはちょっと残念ですが、旅の途中に立ち寄るツーリングポイントしては、楽しいひたすら長い橋でした。


【蓬莱橋 データ】
ギネス度:確かに長い!
木造度 :上を歩いている限りは気がつかない、けど
大井川度:ゆったりとした川の流れを望みつつお散歩
料金  :100円。取る必要はあるのかな?
場所  :静岡県島田市

評価はの5段階です。