どぶろく00





















どぶろく

なんとも怪しく、いかがわしさをイメージさせる言葉の響き。

そんな『どぶろく』が清々堂々と表に出て売っていたので、

「モノは試しに。」

と買ってみました(^o^)
『どぶろく』の知識がほとんどなく、

「日本酒を漉していないお酒でしょ」

ぐらいに思っていたので、驚きの連続でした。

まず、パッケージ。

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発泡スチロールの保冷ケースに入っています。

理由は、

冷やしておかないと発酵が進んでしまう

ため。

さらに、保冷ケースには、

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2日以上保管する場合は、冷凍してね

とまで書かれてます。

保冷ケースを開けると、

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「一升ビンじゃなく、普通のビンに入っている(◎o◎;)」

しかも中はかなり白濁してて、ビンの形状と濁り度合いからとてもお酒に見えない。

ケースから取り出し、ラベルをよく見ると、

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その他の醸造酒

と書かれていて、第3のビールと同じような扱いにされてます。

また、ラベルには

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受け取り後10日ほどで味が大きく変化してまいります。

トロリとして米粒をしっかりと感じる豊醇な飲み口

ふき出し注意

発酵による炭酸ガスの心地よい刺激により、のど越し爽やかにお楽しみいただけます。

と、お酒とは思えぬ記述がされてます。

で、開封(^-^)

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ふき出しを注意しつつも、特に『ブシュー!』てことはなく普通に開封。

おちょこに注いでみると、

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飲む気を失わせるぐらい、ものすごく濁ってます(^^ゞ

飲んでみると、

「ん!ヨーグルトだ(◎o◎;)」

甘酸っぱくて、濁り度合いから、味も食感もまるでヨーグルト。

漉していない日本酒のイメージから、もっと荒っぽい味を想像してたので、かなりビックリ。

「この飲み口だったら、いくらでも入っちゃいそうo(^o^)o」

といっても、アルコール度数16%。

そのまま飲み続けたら、あっという間に酔いつぶれること間違いなし(^^ゞ

と、軽くおちょこ2杯飲んで、終わりにしました。

で、2日後。

冷蔵庫から取り出し飲んでみると、

「ん!味が違っているし、炭酸がピリピリする(◎o◎;)」

味はヨーグルトぽい甘酸っぱさから、日本酒的な苦さに変化。

さらに2日前にはなかった、炭酸ガスが出てきて、サイダーのような“シュワシュワ”ではなく、“ピリピリ”舌を刺すような感じに。

「発酵が進むと日本酒ぽくなってきたね」

さらに2日後。

「おぉ、日本酒だ(◎o◎;)」

発酵がさらに進んだせいか、甘酸っぱさは消え、ほとんど日本酒ぽい味に。

「見事に味が変わってきたねぇ(^o^)」

味が飲む度に変わっていく、なんとも楽しいお酒でした。


【古河のどぶろく データ】
怪しい度 :思ってたより怪しくはなかった
味の変化度:飲む度に違う味に変わっていくのは楽しい
美味しさ度:注意しないと飲み過ぎてしまいます
お値段度 :1,570円。ちょっと高め目かな。
買った場所:古河の桃まつり会場(古河総合公園)
      茨城県古河市鴻巣399-1

評価はの5段階です。