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昨日書く予定だった徳島の大きな木の話題。
四国徳島県を流れる暴れ川、吉野川の近くに、堂々とした巨木があります。
名前を「加茂の大楠」と言います。
上の写真で、木のふもとにいる親子やクルマと比べてると、その大きさが分かると思いますが、とにかくデカイです。
幹の周囲は19m
木の大きさは東西に50m、南北に45m
樹齢1000年
国の特別天然記念物に指定されています。
また、大きさもさることながら、その均整のとれた美しく雄大な姿でも有名な木です。
巨木は、長い年月の間風雨にさらされ、曲がってしまうことが多いんですが、加茂の大楠はまっすぐ素直に大きくなって、バランスがとれた美しい姿をしています。
この「加茂の大楠」以外にも四国には、巨木が多く残っています。
300本以上とも言われています。
巨木には巨木信仰というか巨木に神霊が宿ると考えられていたようです。
また木は天と地を結び、木をつたって神様が降りてくる(伊勢神宮の心の御柱や諏訪大社の御柱祭など)とも考えられていたようで、巨木がその象徴になっていたのかもしれません。
なので、その地域の1番大きな木は信仰の対象となって2番目以降の木は切られていってしまい、1番大きな木が代々大切に扱われていった結果、巨木になっていったと推測出来ます。
また巨木には信仰以外にも、いろんな民話や逸話もあったりして、生活の中心にあったことがうかがえます。
そんなその土地に住んできた人たちの思いのこもった巨木をめぐるツーリングも楽しいですよ。
加茂の大楠は違いますが、巨木は山奥にあったりするので見に行くのが大変ではありますが(^ー^;A
巨木度:

雄大度:

場所 :徳島県三好郡三加茂町
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