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最後の清流
なんと見事なキャッチフレーズ。

関東に住む人間にとって、海に隔てられている四国はかなり遠い存在。
しかも四万十川に行くとなれば飛行機で行っても丸一日掛かってしまうはるか彼方の地なので、最後の清流だなんて聞いたら「いつかは行ってみたい」と思うし、「清流」であることを疑わずに信じます。
まして最後とか限定という言葉に弱いし(笑)
期待に胸を膨らませ、実際に行ってみると、「えっ!」
調べてみると「えっ!!」

四万十川が最後の清流と呼ばれる理由のひとつに、ダムが無い、ことですが、ダムは存在します(!?)。

[河川法のダムの定義]
「河川の流水を貯留し,又は取水するため大26条第1項の許可を得て設置するダムで,基礎地盤から堤頂までの高さが15m以上のものをいう」
となっていて、法律でいうダムは四万十川には無いんですが、高さ15mに満たない家地川ダム(正式名称は佐賀取水堰)が存在します。
ちなみに法律でいうダムがないという川には、四万十川以外に長良川もあたるそうです。

高さの低い家地川ダムの利用目的は発電。
川の途中にダムを作って発電するというのは、よくあることですが、家地川ダムは四万十川として流れてきた水を一旦せき止め、伊与木川という別の川に流されて発電所を経由して太平洋へたどり着きます。

ん?別の川?

では、下流に流れている水はどっからくるのかといえば、家地川ダム下流の大正町というところで合流する梼原川
梼原川は水量豊富な川で合流することで四万十川の水量が戻るらしい(夏の渇水期には家地川ダムから四万十川に流れる水量が0になることもあるそうです)。
四万十川を名乗りながら実は梼原川?これって名義貸しじゃないの?
ちなみに梼原川にもダムは存在します。

ダムによって川の水が本流に帰れないというのは全国でも珍しいんだとか。

なんでこんなことが気になったかというと、四万十川は十分きれいな川の部類に入ると思うけど、最後の清流というほどきれいには見えなかったので、四万十川をググってみたら低いダムの存在とか、水の流れが変えられてしまっているとか出てきました。
これで話が終わっては四万十川に申し分けないので、明日は四万十川の良かったところを書きます。

今年の夏の早明浦ダム貯水率0になった話題や、数年前の吉野川河口堰問題、この四万十川の問題など四国にとって水がどれほど大きな問題かが分かりました。
四万十川があまりきれいに見えなかったというのは逆にいえば、他の川がキレイになってきたからかもしれません。ぜひ四万十川もキャッチフレーズに見合う川になってほしいですね。

今回は社会派ぽかったかな(?)

景観の見応え度      :
キャッチフレーズに見合う度:最後ではないと思う
場所           :高知県高岡郡窪川町家地川ダム付近

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