ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所00

一般的なウイスキーは、商品として味を一定にするために、いくつかの蒸留所でつくられた原酒や大麦麦芽以外でつくられた原酒をブレンドして作られるので、

ブレンデッド ウイスキー

サントリーの『山崎』『白州』、ニッカの『余市』『宮城峡』といったウイスキーは、同一蒸留所で作られた大麦麦芽原酒だけをブレンドして作られるので、

シングル モルト ウイスキー

では、

シングル カスク モルト ウイスキー

は?

先日の美味しいあぶらげを食べた定義如来に行く前に寄ったのが、シングルモルトウイスキー『宮城峡』という商品名にもなっている、

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所

場所は山形県の県境に近い山々に囲まれた宮城県仙台市青葉区。

緑深き山奥にあって、緑とコントラストを成している赤いタイル張りの建物が建ち並んでいます。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所の様子

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所の建物

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所の建物群

まずは、ウイスキーの製造過程を順番に見られる蒸留所見学に参加。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所見学受付看板

大麦麦芽を糖化・濾過する『仕込み』

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所仕込棟案内看板

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所仕込棟の中の様子

発酵の終わったもろみを蒸留するポットスチル。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所蒸溜棟案内看板

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所ポットスチル

注連縄がしてあるところが、とっても日本的(^_^)

そして貯蔵庫。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所貯蔵庫案内看板

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所貯蔵庫外観

膨大な樽が並び、熟成されて美味しいウイスキーになるまで、静かに時を過ごしています。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所貯蔵庫内の様子

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所貯蔵庫内樽の種類

と、ひと通り『ウイスキーのお勉強』を終えた後のご褒美は、試飲!

ですが、運転手さんは飲めず奥様のみ(x_x;)

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所試飲カウンター

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所試飲宮城峡10年

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所試飲鶴17年

奥様の試飲後、試飲コーナーのお隣にあるお土産コーナーへ。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所お土産コーナー

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所クオーターボトル

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所鶴17年ボトル

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所ピュアモルトボトル

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所樽出し51度ボトル

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所樽出し51度ボトル各種

いろんなウイスキーが売られている中で目に止まったのが、

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所シングルカスクコーナー

『シングルカスク』を売っているコーナー。

ここでは、樽から出したまんま(市販のウイスキーはブレンドする際に水が加えられています)の原酒を売ってます。

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所シングルカスクボトル

ニッカウヰスキー宮城峡蒸留所シングルカスクボトル

500mlで20,000円也!

半端ない金額が容赦なく値付けされています(〇o〇;)

「スッゴク高いけど、飲んでみたいなぁ...」

価格とお財布を比べて悩んだ挙げ句に、なんとか手に届くシングルカスク10年もの180mlを1,800円で買いました(^-^)

ということで、

シングル カスク モルト ウイスキー

とは、

“1つの樽(カスク=樽)から出てきたままのウイスキー”

のことで、樽から出てきた加水すらされていない原酒そのもの。

買ったシングルカスクモルトウイスキーはキャンプ場に行って飲むことに。

シングルカスクを中心に、『ピュアモルト レッド』とともに写真をパチリ。

キャンプ場でのニッカウヰスキーボトル達

キャンプ場でのニッカウヰスキーピュアモルトボトル

キャンプ場でのニッカウヰスキーシングルカスクボトル

その夜、夕食時が進み、ほどほどおなかの空腹感がおさまったタイミングで飲んでみました(^-^)

夜のキャンプ場でのニッカウヰスキーシングルカスクボトル

パッケージは、『10年』ってシールで済ませてしまっていて、

「超高級酒とは思えないほど安っぽいパッケージだねぇ(^^ゞ」

奥様のマグカップに注いで氷も入れずにストレートで奥様が飲んでみると、

ゴホッ!ゴホッ!

むせてます(^^ゞ

「アルコール度数が高すぎてむせちゃう(*_*)」

さすが樽から出てきたのまんまのアルコール度数60%。

続いて僕が飲んでみると、

「カーっ!こりゃくるねー!(☆o☆)」」

「喉が殺菌されて、インフルエンザにも効きそうな感じだね」

「アルコール分が強烈過ぎて、味がよく分からないね(^_^;)」

強烈なアルコール度数のため、お酒の域を超えて薬品のレベルになっちゃっているかの印象。

で、家に帰ってきて改めて氷を入れてロックで飲んでみました。

自宅でのニッカウヰスキーシングルカスクボトル

奥様の印象は、

「やっぱり濃すぎる(>_<)」

なのに対し僕は、

「スッゴク美味しいo(^o^)o」

氷が入ることで、強烈さが抑えられ甘ささえ感じ、その味わいと質感の高さが“美味しいウイスキーを飲んでいるだ”と心地よくさせてくれます。

「この一杯でニッカファンになっちゃったよ!」

と言うと、

「私には濃すぎて合わないわ(_ _;)」

普段は僕よりもお酒が強い奥様ですが、アルコール度数の強いお酒は逆でした。

飲み手を選ぶ強烈さを秘めたウイスキーでした(^-^)

ニッカウヰスキー シングルカスク データ

  • アルコール度  :薬品並み?60度の強烈なインパクト!
  • 奥様の美味しさ度:アルコールが濃すぎてダメ
  • 僕の美味しさ度 :甘さくさえ感じる濃さが美味しい!
  • お値段度    :180ml1,800円高いか安いかは飲み手次第
  • 買った場所   :ニッカウヰスキー 宮城峡蒸留所
  • 住所      :宮城県仙台市青葉区ニッカ1

評価はの5段階です。