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雪の壁 八幡平樹海ライン2雪の壁 八幡平樹海ライン3







kuriさんのブログに志賀草津道路の雪の壁のことが書かれていたのを読んで

「そうだ八幡平(はちまんたい)のことを書こう」

と思いついたので書きます。

数年前のゴールデンウイークに北東北ツーリングに行ったときに前日泊まった秋田県の大湯温泉から

強酸性でガンも治すと有名な秘湯(?)玉川温泉

に向かう途中、地図を見ながら

「八幡平アスピーテラインを走ろう」

と思い、八幡平への道を走り始めると路肩にYZF600Rサンダーキャットが止まっていました。

「どうしたんですか?」

と聞くと、

「パンクしたみたいです(>_<)」

と。

「良かったらバイク屋さんまで一緒に行ってもらえませんか?」

と聞かれ、

「いいですよ(^-^)」

とお返事。
この時は奥様と一緒ではなく、気ままなソロツーリングだったので、気軽に二つ返事。

タイヤを見るとすり減りすぎて、中から白い繊維みたいなのが出てきていて、

「これじゃ、タイヤ交換しないといけないね。」

「でもこんな山の中じゃバイク屋さんは見つからないね?」

と聞くと、

「盛岡のレッドバロンに行く」

と。
お気に入りのタイヤが盛岡のレッドバロンにはあるんだそうで。
でもここは県境が近いとはいえまだ秋田県。
岩手県の盛岡までは5、60キロぐらいある。

「繊維が出てきているタイヤで盛岡まで持つんだろうか?」

と思いつつ、

「当人が望んでいるんだったら、いいのなか。」

と、一緒にゆっくり走りながら盛岡へ。
途中のガソリンスタンドで、空気を足しつつ、なんとかレッドバロンへたどり着いてタイヤ交換。

作業している間に

盛岡名物「冷麺」

を食べました(^O^)

レッドバロンに戻り、

「そのまま東北道で帰路につこうかな?」

と考えつつも、走り応え抜群の八幡平アスピーテラインをスロー走行だけで帰ることに心残りを感じ、

「もう一度八幡平へ戻ろう!」

と話し、再び八幡平へ。

と戻って撮った写真です。
写真でTDMの後ろに写っているバイクが、タイヤ交換したサンダーキャットです。
人の背丈よりも遥かに高い雪の壁になってます。

雪の壁 八幡平樹海ライン1






また、「八幡平アスピーテライン」と「八幡平樹海ライン」の分岐点近くの

見返峠の駐車場

からは、

雪をまとった山々と雲海

も見ることが出来ました(^o^)(上の左側の写真)

雪の回廊をバックにした写真はサンダーキャットの彼が撮ってくれました。

彼とサンダーキャットを説明するのに、えらい長文になってしまった(^^ゞ

で肝心の

八幡平アスピーテライン八幡平樹海ライン

について。

一言でいえば、

最高に楽しい道(^o^)

です。

道路の両側にそそり立つ雪のせいで、コーナーの先が全く見えない。

また視界が遮られている上に、すぐ自分の脇に壁がある状態なので、物凄いスピード感を感じます。

まさに、

ジェットコースターに乗っている感じ

別な言い方をすると、

モナコグランプリを走っているような感じ

雪の回廊のワインディングがここまで楽しいとは思わなかったです。

ただ、僕が走った時は、晴れていて昼間は暖かかったんですが、雪の壁からは常に雪解け水が道路に染みている状態なので、スリップや朝晩の路面凍結には気をつけてくださいね!

「八幡平アスピーテライン」と「八幡平樹海ライン」ともに、雪が無くても楽しいワインディングだと思いますが、絶対雪の回廊の時に走るべき道です。

やや「八幡平アスピーテライン」の方が交通量が多い感じなので、走る楽しみは「八幡平樹海ライン」の方があると思いますが、八幡平まで行ったら、両方走るベキです。

今年の「八幡平アスピーテライン」と「八幡平樹海ライン」は4月26日午前10時だそうです。

雪の回廊度   :背丈を遥かに超える高さ
ワインディング度:雪が無くても楽しめる道
走りごたえ度  :雪の回廊ワインディングがここまで楽しいとは
場所      :岩手県八幡平市

評価はの5段階です