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中川根2中川根1







寸又峡に旅行したとき、

「お腹が空いたなぁ」

と昼食を食べる目的で

道の駅「フォーレなかかわね茶茗舘」

に寄りました。
古民家風の建物で道の駅にしては感じはなかなか。
料理を期待して中に入ると、残念ながら食事処はありませんでした。
でも道の駅の方が

「お茶でも飲んでいって」

と勧められ、空きっ腹でお茶はあんまり気が進まなかったけど、日本茶はきらいではなかったので一杯いただくことに。

通されたのはきれいな和室で庭もきれいに手入れされた日本庭園。
思わず正座してしまうような雰囲気。
単に和室でお茶をいただくのかと思いきや、美味しいお茶の煎れ方を教えていただけるとのこと。
道の駅の方が、まずお茶のことをいろいろと説明していただいたんですが、すっかり忘れてしまいました(×_×)

お茶の煎れ方は、直接熱湯を急須に入れるのではなく、まず「湯さまし」というフタのない急須のような器にお湯を注ぎます。

「湯さまし」を触って、お風呂よりちょっと熱いぐらいの温度になったら急須にお湯を移し、茶碗にお茶を注ぎます。
お茶は最後の一滴まで茶碗に注ぎます。
最後の一滴までというと、急須をふってしまいますが、

「急須をふらずに注いでください」

と言われたにも関わらず、根がせっかちなもんで思わずふってしまいました。
で、自分で入れたお茶をいただくと、

「柔らかくて、美味い(^_^)」

いただいたお茶がかなり高級だったこともあったんですが、自分できちんと入れたお茶は格段に美味しかったです。

きちんとしたお茶の煎れ方を教わったのは初めてでお勉強にもなりました。
それ以来、お茶を煎れるのも、多少は気を使ってます。

周辺一帯はお茶畑だらけで、道の駅は「美味しいお茶を飲んでいただく」ことをコンセプトにつくられたような施設で、派手さが無い分お茶に込められた思いを感じます。
まさにお茶の郷といった環境がペットボトルの「若武者」を生み出した新進気鋭のお茶の名人丹野浩之さんを輩出したのかもしれません。

ツーリング途中の休憩がてら、お茶に囲まれた環境で銘茶を自分でいただくのもいいですよ。

お茶の郷度:ことごとく茶畑
美味しい度:さすが川根茶
値段度  :300円(お茶+茶菓子付き)
場所   :道の駅「フォーレなかかわね茶茗舘」
      静岡県榛原郡川根本町水川71-1

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